ソラシドエアは、2021年9月1日(水)から地球環境保全に配慮した取り組みの一環として、機内ドリンク提供用として使用していたプラスチックコーティングされた紙コップから “間伐材”を使用した素材へ変更すると発表した。

また、プラスチック素材を使用していた紙コップ用フタ・ストローも紙製素材へ変更するという。

間伐材は、一部の木を伐採することで残った木の成長を促し、森林の健康を守る事を間伐と呼び、その材木が間伐材。

近年では環境保全を考えた間伐材の有効活用がさまざまな分野で注目されているとのことだ。

ソラシドエアが運航する九州・沖縄を中心とする全便〔14路線78便/日〕を対象とし、脱プラスチックを推進していくとしている。

また、マドラーは、木製マドラーへ変更しており、機内ドリンク提供用の機内物品を環境に優しい素材で揃えているという。

これまで航空機による温室効果ガス排出量および燃料使用量の削減の他、運航方式・空港&機内オペレーション・機体整備・機材による燃費向上に取り組んできたが、今回、機内物品を対象とした環境への取り組みを図り、更に地球環境保全を推進していく方針を示している。

<概要>
・運用開始日:2021年9月1日(水)
・対象物品:紙コップ(間伐材の素材へ変更)/フタ・ストロー(紙製素材へ変更)
・対象路線:全路線(14路線78便/日)
・運航機材:ボーイング737-800型機〔座席数:174席(13機)・176席(1機)保有〕