総合サービス企業シダックスグループは、全国で受託運営する約1,900カ所の社員食堂・学生食堂・病院・高齢者福祉施設等を対象に、SDGsの視点を生産工程に取り入れた「サステナブルフード」を使ったメニューを、2021年9月1日より順次提供すると発表した。
シダックスグループでは、環境や動物福祉に配慮した持続可能な体制で生産・加工された食材を「サステナブルフード」と定義しているという。
同企画は、社会全体でSDGsの企業活動が高まる中、受託運営する食堂のメニューに「サステナブルフード」を取り入れることで、環境に配慮した食事提供を行い、利用者が食事を通してSDGsを身近に感じることを目的に実施するとしている。
9月はオランダの豚肉「風車豚」を使用した「塩だれキャベツ豚丼」を提供。食品安全・環境保全等の国際基準に準拠した方式で、養豚・加工がされてているとのことだ。
10月はブラジル産の鶏肉を使用した「焼きチキン南蛮」を提供。国際基準の認証を取得した養鶏場の鶏モモ肉を、緑黄色野菜と一緒に揚げずにヘルシーに。
厚生労働省が提唱する“成人1日分の野菜摂取量の目標値”の半分にあたる175g以上の野菜が摂取できる、“野菜を食べるチキン南蛮”としている。
同期間以降も「大豆ミート」や「ブルーシーフード(持続可能な漁法が確立されているシーフード)」などのメニュー提供を予定しており、シダックスグループは今後も、SDGsの視点でフードサービスを推進していくとのことだ。