食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地が運営する「Oisix」は、新型コロナウィルス感染症の急拡大の影響で小中高校の夏休み延長や臨時休校により、給食向けの牛乳の供給先に困っている酪農家を緊急支援する「牛乳支援コーナー」を8月28日より緊急開設したと発表した。
定価の2割引で販売を促進するという。
■夏休みの延長や臨時休校により給食用の牛乳が廃棄の危機に…定価の2割引で販売を促進
新型コロナウィルス感染症の全国的な急拡大により、急きょ夏休みの延長やオンライン授業への切替、昼食時のリスク回避により時短授業などの影響が、学校給食を提供している事業者に広がっているという。
同社の取引先である三重県四日市市の四日市酪農から地域の学校に給食用としていた50トンの出荷予定であった牛乳が突然余ってしまい困っているという声を受け、Oisixでは緊急販売を本年8月28日より開始するとのことだ。
■「牛乳支援コーナー」概要
販売期間:5日間/2021年8月28日~9月2日9:59
販売価格:鈴鹿山麓牛乳(1ℓ)225円(税抜)243円(税込)
※定価 282円(税抜)305円(税込) ※定価の20%割引で販売
※定期会員の人限定
鈴鹿山麓牛乳について
・三重県鈴鹿山麓の5戸の酪農家が、遺伝子を組み替えていない飼料で育てた乳牛より搾乳した生乳のみを使用しているとのことだ。
・搾乳したての新鮮な生乳を牧場近くの工場でパックする「産地パック」。
・しぼりたての生乳のようなフレッシュな味わいが特徴。