朝日新聞社は、朝日放送テレビと共同で、運動通信社が運営するスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」内で展開する「バーチャル高校野球」で、4つのアングルの映像を自由に切り替えて視聴できるマルチアングル映像で、夏の甲子園の熱戦を配信すると発表した。
また、第25回全国高等学校女子硬式野球選手権大会の決勝戦が史上初めて阪神甲子園球場で開催されるのに合わせ、KDDIの協力のもと、4つのアングルをサムネイル内で同時再生できる新マルチアングル機能による配信で、新しい視聴体験を提供するとのことだ。
第103回全国高等学校野球選手権大会は、2021年8月3日に行われる組み合わせ抽選会と、8月9日から順次始まる全48試合をライブ中継する。
また第25回全国高等学校女子硬式野球選手権大会では、3回戦から準決勝までの14試合に加えて、8月22日に阪神甲子園球場にて開催の決勝戦もライブ中継するとしている。
マルチアングル機能は、「中継映像」「ピッチャー視点」「バッター視点」「球場全体」の4つのアングルの映像を自由に切り替えて視聴できる機能。
2021年8月22日に甲子園にて開催が予定されている、第25回全国高等学校女子硬式野球選手権大会の決勝戦は、アングル選択のサムネイル内で各映像をリアルタイムに確認できる新マルチアングル機能で視聴が可能になるとのことだ。
また、今年度から、全国大会の見逃し配信映像を新たに販売。
購入方法は、試合ごとの購入(税込1,960円)または、高校野球全試合の購入(税込4,900円)から選択可能。
「バーチャル高校野球」では、コロナ禍においても安心して球児たちを応援できる環境を構築し、さまざまなサービスや特別な映像コンテンツとともにより多くのファンに高校野球を楽しんでもらうことで、競技・大会の普及発展を目指していく方針を示している。