臨海副都心パレットタウン協議会は、Zepp Tokyoが2022年1月1日を持って営業終了すると正式に発表した。
入居する複合商業施設「パレットタウン」が今後の新たな開発の為、2021年12月より順次各施設の営業を終了すると発表。これに伴い、Zepp Tokyoも営業を終了する運びとなった。
Zeppは、98年4月にZepp Sapporoからスタート。その後98年11月Zepp Osaka(閉館)、そして99年3月にお台場にZepp Tokyoが開業し、その後も99年6月Zepp Fukuoka(閉館、その後新規開業)、00年8月Zepp Sendai(閉館)と全国ネットワーク拡充そしてライブ需要の上昇とともに05年3月Zepp Nagoyaの開業で札仙東名阪福の全国ネットワークを構築。
そして12年4月Zepp Namba(OSAKA)、12年4月Zepp DiverCity(TOKYO)、17年2月Zepp Osaka Bayside、20年3月KT Zepp Yokohama、20年7月Zepp Haneda(TOKYO) が開業し、関東地区に4館、関西地区に2館を擁する国内9拠点体制にまで発展してきた。
海外も17年6月Zepp@BIGBOX Singapore(閉館)、20年7月Zepp New Taipei、21年度開業予定Zepp Kuala Lumpurと積極的に展開を図りアジア圏でのコンサートシーンにおけ るZeppの存在感をアピールし始めたところであるという。
Zepp Tokyoは、1999年の開業以来23年間で約6,000もの催事を開催、そして約1,300万人もの来場者を迎えるなど、ともに驚異的な数字を記録してきた。
多くのアーティストからは、Zepp Tokyoでのスタンディング単独公演をデビュー時の目標に、その後も複数日で、さらには月間での公演を目標として挙げるなど、アーティストの活動の中でのベンチマーク的位置付けになるなど、Zeppネットワークでの旗艦店となっているとのことだ。
その旗艦店のZepp Tokyoの実質的最終営業月になる12月は”Thanks & So Long!”月間とし、何度も舞台に立ったアーティストを中心に今後も全国のZeppでパフォーマンスを行ってほしいアーティストに出演してもらい、”思い出を”、”夢を”奏でながら感謝、そして笑顔で最終営業日を迎える所存であるとしている。
Zepp Tokyoは、今後も閉館に向けての施策など情報を、随時発信していくとしている。