ネクストミーツは、イオンリテールが運営する総合スーパー「イオンスタイル白山」で、2021年7月19日より、焼肉用代替肉「NEXTカルビ1.1」と「NEXTハラミ1.1」の販売を開始することを発表した。
SDGsや健康意識の高まりから代替肉の需要は拡大している。現代の過剰な畜産は、地球温暖化を始めとした環境問題に大きな影響を与えており、代替肉はサステナブルな社会の実現に向けた一つの大きな鍵となっているという。
ネクストミーツの代表商品でもある、世界初の焼肉用代替肉「NEXTカルビ」と「NEXTハラミ」は、昨年に焼肉チェーンの「焼肉ライク」ともコラボを果たし、今年6月には全国のイトーヨーカドーの店舗でも販売を開始。
そして今回、ネクストミーツとして初となるイオンリテールでの販売が実現。7月19日より、イオンスタイル白山の冷凍食品コーナーで販売開始となる。
ネクストミーツは今回のイオンリテールでの販売により、代替肉がどこでも当たり前のように手に入り、食べることができるようになる大きな一歩になることを期待しているとのことだ。
商品概要
販売開始日:7月19日
販売店舗:イオンスタイル白山 冷凍食品コーナー
商品:
NEXTカルビ1.1(1パック80g)
NEXTハラミ1.1(1パック80g)
※完全植物性の商品のため、動物性原料は一切含まない。
代替肉で気候変動問題を解決していく
地球温暖化の影響は年々深刻化し、洪水、干ばつ、台風、熱波、森林火災などの災害が年々記録を更新。この原因である温室効果ガスの排出のおよそ15%が「過剰な畜産(食肉)」によるもので、これは全ての交通機関・手段の排出量に匹敵するとも言われている。
また、畜産が地球に与える影響は極めて大きいことが近年の研究で証明されており、飼育に必要となる土地面積や飼料、用水の量の観点から、穀物や野菜等の植物性食料と比較してタンパク質源の生産にあたって必要となる資源量が多く、環境負荷が大きいとのことだ。
特に牛は、消化の際に反芻運動でするゲップや糞の中から、地球温暖化につながるメタンガスを多く排出することも報告されているという。
例えば、牛肉1kgにつき温室効果ガスは37.1キログラム排出されるが、これはガソリン約16リットル分に当たり、水の消費量は20,600リットルにも及び、風呂100杯分以上相当となる。
ネクストミーツは、この過剰な畜産による温室効果ガスを始めとする環境負荷を少しでも減らし、次世代の子どもたちにバトンを渡すためにも「地球を終わらせない」という想いで、植物性タンパクなどを原料とする代替肉の商品を開発・製造し、世界を舞台に広めていくとのことだ。