メディロムの子会社ベル・エポック・ウェルネスは、運営するリラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」を中心に全国に展開するグループ店舗でセラピストの制服のリニューアルをすすめると発表。

これからの未来に合わせて、同社で働く全てのセラピストが着用可能なジェンダーフリーを意識した制服にリニューアルしていくという。

世界経済フォーラム(World Economic Forum)が公表している「Global Gender Gap Report 2021」では、日本のジェンダーギャップ順位は156か国中120位となっている。

主要7か国(G7)では最下位となっており、日本は世界で比べても男女格差から抜け出せていない状況になっていることがうかがえる。

同社は、2020年末にNasdaq市場に上場をし、グローバル企業として歩み始めた。

持続可能な開発目標(SDGs)において掲げられている“ジェンダー平等を実現しよう”の達成を同社が考えた時に、まずは店舗で働くセラピストから実現に向けて動き出すことが必要だと考え、リラクゼーションスタジオ Re.Ra.Ku での制服リニューアルから実施する運びとなったとのことだ。

ジェンダーフリーを意識した新制服の特徴

多様化している時代だからこそ、”様々な背景を前向きに捉えて欲しい”という想いから、ジェンダーフリーを意識し、CLP(ケア・ライフ・プランナー)の声から課題を集め、以下、3つのポイントで制服のデザインを決定。

(1)多様化・男女の区別を無くし、カラーを統一
・4パターンのサイズ展開で、自分に合わせた着用を可能に

(2)デザイン性
・どんな人、どんな光にも調和するベージュを起用
・全ブランドの展開を踏まえ、どのブランドにも適用できるデザインに

(3)機能性
・速乾性の良い素材を使用し、洗濯をしても乾きやすい素材を採用
・生地は薄手でありながら、透けにくい素材を採用