公益財団法人東京動物園協会は、KDDI株式会社との「5G等を活用した事業の実施に関する基本協定」に基づき、5G(第五世代移動通信システム)とAIカメラを活用することで恩賜上野動物園の混雑度を可視化できる「上野動物園混雑マップ」の提供を開始した。

本サービスは、株式会社オプティムが提供するOPTiM AI Camera Liteの「混雑状況匿名化表示」機能を使用。園内に設置したカメラ映像をAIで解析し、混雑が予想される5つのエリア(総合案内所、パンダのもり出口、パンダのもり入口、カメレオン売店、アフリカの動物)周辺での1分おきの混雑情報を、東京動物園協会が運営する公式ホームページ「東京ズーネット」を通じて提供する。

なお、カメラ映像における人物画像にはすぐにマスキング加工するため、個人情報の取得は一切ないという。

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