トヨタは、カーボンニュートラル実現という目標に向けてCO2の削減を更に加速するため、全社の取り組みを強化している。今回、その一環として、グローバル投資ファンド「Toyota Ventures Climate Fund」を設立したと発表した。

カーボンニュートラル実現に向けては、自社での取り組みに加え、志を同じくするパートナーとの連携が必要と考えているという。

「Toyota Ventures Climate Fund」は、カーボンニュートラルに取り組む企業、中でもアーリーステージの企業全般を対象として投資していくとのことだ。

なお、「Toyota Ventures Climate Fund」は、米国シリコンバレーに拠点を置くベンチャーキャピタルファンドToyota AI Venturesからこの度名称を変更した「Toyota Ventures」がファンド運営者(GP)となり、運用総額約1.5億米ドル(約160億円)の出資を受けているという。

「Toyota Ventures Climate Fund」概要

所在地:米国
投資先:カーボンニュートラルに取り組むアーリーステージの企業全般
ファンド規模:1.5億米ドル(約160億円)
運用期間:15年