ダイエーは「環境月間」である6月を迎えるにあたり、「フードドライブ」を新たに24店舗で開始すると発表した。

同社は、持続可能な開発目標「SDGs」の達成に向けた取り組みの一環として、店舗・商品を通じて利用者とともに食品廃棄物の削減に向けた取り組みを推進しているという。

2017年より「各家庭で消費されずに残っている未開封かつ賞味期限内の加工食品」の提供を利用者に呼びかけ、集まった食品を提携しているフードバンク団体等に寄贈する「フードドライブ」への協力を神戸市内の店舗にて開始し、以降段階的に取組店舗数を拡大してきたとのことだ。

今回、環境保全に対する関心を高めるための「環境月間」である6月を迎えるにあたり、「フードドライブ」を新たに24店舗(うち、神戸市内8店舗)で開始。

これにより、同社が同活動を実施している店舗数は161店舗になるという。

また、同社の神戸市内の全22店舗のうち、これまでに14店舗で同活動を行ってきたが、今回新たに8店舗で開始することで、神戸市内全店に拡大するとしている。

運用開始日は、6月21日。

対象食料品(条件)は以下の通り。
・未開封であること
・賞味期限まで1ヶ月以上あること
・常温保存が可能であること
・製造者または販売者が表示されていること
・成分表示またはアレルギー表示があること

同社は、2021年度中に全店での「フードドライブ」の展開をめざしており、今後も店舗・商品を通じて利用者とともに食品廃棄物の削減に向けた取り組みを推進していく方針を示している。