地方創生系YouTuber向けマネジメントプロダクションのFunMakeは、延岡市と連携協定を締結したと発表した。

FunMakeが連携協定を締結した地方自治体は、延岡市との連携協定で3自治体目(締結順:大阪府泉南郡熊取町、神奈川県鎌倉市、宮崎県延岡市)となるという。

FunMakeではYouTuberをはじめとしたインフルエンサーのマネジメントや動画を活用した企業や自治体のマーケティング、各種SNSのマネジメント業務を行っている。

FunMakeに所属しているYouTuberはグルメやキャンプ、旅行、ガジェットなどいわゆる「大人系」の趣味に特化しているのが特徴。

また、FunMakeでは専属YouTuberに向けて、アクセラレーションプログラムを月1回実施しプロのクリエイターとしての活動手法やコンプライアンスなどの教育機会を提供しているとのことだ。

こうした人材育成や情報発信のノウハウを生かし、地方自治体や企業と連携を行い、価値提供領域を社会へと拡大し、地域社会とともに地方創生に向けた取り組みの一層の推進を図っていくとしている。

今回の延岡市との連携協定は、官民連携事業研究所の協力もあり、なし得たもので、こうした連携やエコシステムの拡大は官民連携の理解や行政のDX、地方創生に向けたデジタルマーケティングの活用機会の創出を加速させると考えているという。

同社のミッションは、YouTuberなどの影響力を持つインフルエンサーと共に東京一極集中などの日本の構造的な問題を解決すること。

今回の延岡市との連携協定で地域の魅力発信の取り組みを進めるとともに、「地域経済の活性化」に貢献していくとのことだ。

延岡市とFunMakeとの連携協定の目的について

情報発信等の取り組みにおいて相互の人的、知的資源を最大限活用し、知名度向上、交流人口の増加等、市民サービスの向上および地域の活性化を図ることを目的とするという。

同協定による連携協力項目

次の事項について連携し、協力。

(1)魅力あるまちづくりに関すること
(2)情報発信に関すること
(3)地域振興に関すること
(4)人材育成に関すること
(5)その他前条の目的達成に必要な事項に関すること