AnyMind Groupは、同社のクラウドものづくりプラットフォーム「AnyFactory」上で150種以上のアイテムカタログから誰でも簡単にグッズデザインができる新機能「カスタムデザイン」を提供開始したと発表した。

今回の新機能「カスタムデザイン」を活用することで、生産や入稿に関する知識がなくても、「AnyFactory」上に画像をアップロードするだけで、誰でも簡単に高品質なグッズ・アイテムをつくることができ、またプラットフォーム上で好みのデザインに自由にカスタマイズすることも可能であるという。

デザインしたグッズはそのまますぐに発注可能で、すでに自社ECショップを持っている法人は製作したグッズを自社サイトで販売することもできるとのことだ。

新機能「カスタムデザイン」提供開始の背景と狙い

近年、個のメディア化の加速に伴う「クリエイターエコノミー」が注目されているが、インフルエンサーの投稿および彼ら自身がローンチするクリエイターブランドから購買が生まれるような消費傾向は年々加速している。

また実店舗からではなく、オンライン上で商品を購入するEC(電子商取引)の利用も増加傾向にあるという。

同社はこれまでAnyFactoryの提供を含め、200以上の工場ネットワークを活用し、多数のインフルエンサーやD2Cブランドの立ち上げ・運営を支援してきたが、グッズ展開をもっと簡単に完結したいという声が多く寄せられていたという。

同社はそんなニーズに応えるため、「時間をかけず簡単にグッズデザイン・発注ができる」「豊富なアイテムカタログから作りたいアイテムを選べる」という価値提供の実現に向けて、今回「カスタムデザイン機能」をローンチする運びとなったとのことだ。

AnyFactory新機能「カスタムデザイン」

①150種類以上のカタログからアイテムを用意
アパレルから雑貨まで簡易的なアイテムを多数取り揃えているため、ニーズに合った製品を見つけられる。

②カスタムデザイン機能で自由にデザイン可能
好きな画像とテキストで簡単にデザインが可能なため、商品生産前に簡易的なイメージを確認することができ、最短5日間でグッズの製作を行うことができる。

③見積もり依頼可能
作成したデザインをもとに簡単に見積もりを出すことができ、ボタン一つで発注まで行うことができるとしている。