ウェザーニューズは、日本全国53都市の桜(標本木)と47名所の開花・満開日を予想した「第七回桜開花予想」を発表する。

全国900名所の開花・満開日予想と混雑状況は、ウェザーニュースのアプリやウェブサイトの「さくらCh.」から見れるとのことだ。

なお、第八回桜開花予想は3月31日に発表予定としている。

2021年の桜の開花は3月11日に広島からスタートし、12日に福岡、14日には東京、松江、長崎が続いた。

各地で記録的に早い開花となっており、広島、福岡、長崎、松江、高松、京都、下関、大阪、鳥取、津、彦根では1953年の統計開始以来最も早い開花を更新。

14日に開花した東京、16日の岐阜、17日の佐賀と名古屋、20日の岡山、水戸も最早タイの記録となっている。

現在のつぼみの生長は、北陸や東北南部で先週から一気に進み、開花までもう一歩のところが多くなってきている。

22日には福井、23日には金沢、24日には富山で開花し、それぞれ観測史上最も早い開花となった。

北陸や東北南部では今週末にかけて開花ラッシュとなる。27日に新潟、28日には仙台、福島が開花する予想で、いずれも記録的に早い開花になるという。

4月は春の嵐で天気が崩れる日もありますが桜前線は順調に北上を続け、4月下旬には北海道に上陸。4月25日に函館、26日に札幌で開花する予想とのことだ。

東京と福岡では22日に満開を迎えました。今週末にかけて西・東日本は満開ラッシュとなり、名古屋は26日、大阪は27日に満開となる予想。

「全国つぼみ調査」の結果から、北陸と東北の開花予想日を1〜4日早めたという。

<「全国つぼみ調査」による全国の桜の生長状況>

全国の桜の生長状況

3月19日〜21日に実施した、全国3,994本の桜(うちソメイヨシノ3,251本)の「全国つぼみ調査」の結果、西日本や東日本の開花は順調に進み、東北や北陸の生長も進んで、記録的に早い開花となった昨年とほぼ同じペースで進んでいることがわかった。

この一週間は、週末に春の嵐となったが、東日本や西日本で気温の高い日が多く、20℃を超える暖かさとなった日もあった。

西・東日本では前回(3月12日〜14日)の調査と比べると、つぼみの生長はさらに進み、開花したところが増えた。

北陸も「花びらが見えた」つぼみの報告が増え、開花は目前。東北も「先が緑に」以上の報告が5割を占めて、南部では「花びらが見えた」つぼみの報告もありました。北海道でも報告が届き始め、桜前線の北上が見えてきたとのことだ。