ヤマトホールディングスは、4月1日より新しい「クロネコマーク」と、新たな価値提供を象徴する「アドバンスマーク」の使用を開始すると発表した。

新マークは、これからの時代に求められるサプライチェーンの変革に向け、個人、地域のユーザーはもちろん、法人ユーザーの経営を支援するパートナーを目指す、また、サステナビリティへの取り組みを強化し、社会インフラの一員として、社会課題を解決する物流のエコシステム創出を目指す、という新たなヤマトグループの意思と、ビジョンを表すシンボルだという。

なお、64年間使用してきたクロネコマークは、1957年の制定以来、初のデザイン変更となる。

親ネコが大切に子ネコを運ぶ「クロネコマーク」は、1957年以来「安心・丁寧」のシンボルとして、ユーザーに信頼されるマークとなるよう、全社員で大切に育んできたという。

その「クロネコマーク」に込めた想いを変えることなく、都市や街、地域の環境により調和し、溶け込みながら、日々重ねてきたサービスをさらに進化させていく意思の表明として、今回より未来志向のデザインに磨き上げたとしている。

ますます変化する社会やビジネスの課題解決に向け、既成概念にとらわれず、果敢に挑戦する姿勢とビジョンを表明し、その象徴となるアドバンスマークを新設。

ヤマトグループがこれまで培ってきたノウハウやネットワークに、新しいアイディアやテクノロジー、パートナーシップを融合させた、新サービスや新事業に展開するとのことだ。

また、コーポレートカラー、および社名ロゴタイプも変更される。社名ロゴタイプは従来のイメージを大切にしつつ、ヤマトグループ統一ロゴタイプを新たに開発。

コーポレートカラーは、クロネコマークで親しまれてきた黒、黄色をメインカラーとし、その2色を引き立たせる白、グレーのサブカラーを加えた4色。

黒、黄色を大切にしながら、都市、地域にノイズを生まず、より自然に溶け込む白、グレーを採用したとのことだ。

使用開始は、4月1日より順次使用を開始するとしている。