ヤフーが運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」(iOS版、Android版)は、出品時に商品を説明する動画を撮影・登録できる「動画出品」機能を提供開始したと発表した。
フリマアプリの商品情報は、ユーザーが商品の購入を検討、判断するための重要な要素であるという。
「PayPayフリマ」では、商品の魅力をより深く表現するために動画で紹介したいという出品者の声や、商品の動きや詳細を動画で確認したいという購入者の声があった。
今回提供を開始する「動画出品」機能により、出品者は商品写真をさまざまな角度から何度も撮影することなく、商品の詳細を簡単に伝えることや、商品の細かな状態や動きを見せることができるようになるとのことだ。
また、購入検討者は、動画で商品の状態や特徴、ディテールを確認できるので、安心して購入を検討できるようになる。
出品者は、1つの商品につき5秒以上30秒以内の動画を1点登録できる。なお、動画のほかに1枚以上の写真の登録が必要。
■出品の流れ
1)出品トップ画面で「動画を撮る」をタップして、カメラ画面の動画撮影ページに遷移。
または、出品フォームの「カメラアイコン」をタップして、カメラ画面の動画撮影ページへ遷移。
2)動画撮影ページの中央にある録画ボタンを押すと、撮影開始。
音声の有無は撮影前に選択でき、アルバムタブから事前に撮影された動画を選択することも可能。
アップロード可能な動画は、5秒以上30秒以内、100MB以内。
3)撮影した動画、または選択した動画を出品フォームに登録し、残りの入力項目を埋めて、「出品する」をタップすると、出品完了。
■登録された動画の確認方法
- 動画出品された商品は、「PayPayフリマ」のホーム画面や検索結果画面などにプレイアイコン(動画再生アイコン)とともに表示される。
- 動画は、アイコンをタップすると、出品商品の詳細画面で再生できるとのことだ。
「PayPayフリマ」は、今後もサービス改善や機能追加を通して、ユーザー同士がシンプル、便利かつ、おトクに売り買いが楽しめる世界の構築を目指していくとしている。