公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、2月16日、2月12日に開催した評議員会・理事会合同懇談会で設置が了承された、候補者検討委員会(座長:御手洗冨士夫名誉会長)の第1回会議を開催した。
今回の委員会では新会長に求められる資質について、御手洗座長の提案をもとに、8人の委員が議論を行い、委員会として以下の5つの観点を取りまとめました。
- オリンピック・パラリンピック、スポーツに対する深い造詣があること
- ジェンダー・イコーリティー、ダイバーシティ、インクルージョンなどオリンピック憲章や東京大会の理念を実現し、それを将来にレガシーとしてつなげていくことができる人
- 国際的な活動の経験があり、国際的な知名度や国際感覚があること
- 東京大会のこれまでの経緯や準備状況について理解していること
- 組織運営能力や多様な関係者の調和を図る調整力を備えていること
今後、この5つの観点を踏まえ、同委員会において早急に候補者の検討を進めていくとのことだ。