Netflixが、Valveの人気ビデオゲームを基にしたアニメシリーズ「DOTA: ドラゴンの血」(netflix.com/dotadragonsblood)を発表した。
8話構成の同シリーズは、3月25日から世界配信されるという。
同作は、この世の災いを一掃するために戦う高名なドラゴンナイト、ダヴィオンを描くファンタジーシリーズ。
圧倒的なパワーを持つ伝説のエルドウォームや、自らの使命を胸に秘めた高潔な王女ミラナとの遭遇を経て、ダヴィオンは想像を超えたとてつもない危機に巻き込まれていくという。
ショーランナー、製作総指揮のアシュリー・エドワード・ミラー氏は「ファンの皆さんは私たちが映像化した「Dota 2」の世界観、主要キャラクターを描いた壮大で感動的な大人向けのストーリーにきっと夢中になるでしょう」と語っている。
また、「映画的なアニメーションも演技も音楽も、とにかくこれまでのレベルを超えています。私たちのクリエイティブな挑戦に対するValveのサポートに深く感謝しています」と述べた。
同作はValveの世界的大ヒットゲームシリーズ「Dota 2」を基にしており、アシュリー・エドワード・ミラー氏(「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」「マイティ・ソー」「Black Sails/ブラック・セイルズ」)がショーランナーと製作総指揮を担当。
実績あるスタジオミール (「The Legend of Korra (原題)」、Netflix「ヴォルトロン」) がアニメーションを手がけ、同社のリュ・ギヒョン氏が共同製作総指揮を務めるとのことだ。
1996年設立のValve Corporationは、ワシントン州ベルビューに本社を構える世界的なゲーム開発会社。同社には「ハーフライフ」「Portal」「カウンターストライク グローバルオフェンシブ」「Dota 2」など多くの代表作がある。
また、オンラインゲームとして世界トップクラスの人気を誇る「Dota 2」は、何百万人もが日常的にプレイし、eスポーツトーナメント最高賞金額の記録を何度も達成。
Valveが2011年から毎年1回開催している「Dota 2」世界選手権では、これまで優勝チームに総額約158億円超が授与されているとのことだ。