NECは、出社と在宅を併用する勤務など、New Normalな働き方を支援するビジネス・教育向けパソコンMate/VersaProシリーズ18タイプ58モデルを発売したと発表した。

新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大し、社会の在り方がNew Normalへと変革していく中、企業ではオンライン会議の拡大、オフィスへの出社と在宅勤務の併用や、オフィスでのフリーアドレスの導入など、勤務形態が大きく変化している。

これに伴い、オフィス内のPC持ち運びやデスクワーク時の利便性向上など、勤務場所や形態に左右されないツールとしてのニーズもより一層高まってきたという。

新製品では、14型「VersaPro タイプ VM」など3タイプにおいて、従来の「Webミーティング機能」に発言者の声量の大小を均一化する「受話音量の均一化機能」を新たに搭載。

同機能はヘッドフォン使用時にも対応するとのことだ。

加えて、USBケーブル1本で拡張ディスプレイ、外付けキーボード、マウスとの接続とPC本体への充電を同時に行うことができる映像出力対応のUSB Type-Cを「VersaPro UltraLite タイプVC」、「VersaPro タイプVS」に搭載し、自宅とオフィス間の持ち運びや自宅・社内の移動時の負担を軽減するという。

また、IRカメラと指紋センサの対応機種も拡充。

これらにより、利便性とモビリティ性、セキュリティを高め、在宅勤務時などオフィス環境ではない場所においても生産性の高い業務遂行を支援するとのことだ。

新製品の主な特長

1.「Webミーティング機能」の強化による利便性の向上

「Webミーティング機能」を強化し、発言者のマイクや参加場所によって異なる声量を均一化してスピーカーなどから出力する「受話音量の均一化機能」を追加。

これにより、発言者の声の大小による聞き取りにくさのストレスを軽減。また新機能は、在宅勤務時などスピーカーを通さずヘッドフォンを使用した会議においても、クリアな音声で聞き取ることができるという。

なお、新機能は「VersaPro タイプVM」の他に、「VersaPro UltraLite タイプVC」、「同タイプVG」へ搭載しているとのことだ。

2.モビリティ性の向上とセキュリティ強化

持ち運びやすさと視認性を両立した14型「VersaPro タイプVM」では、最大約12時間のバッテリ駆動を可能に。

また、12.5型「VersaPro UltraLite タイプVC」、12.3型「VersaPro タイプVS」では、映像出力対応のUSB Type-Cを新たに搭載し、対応ディスプレイと組み合わせることで、ディスプレイに画面を拡張表示しながら、PC本体への充電と、外付けキーボード・マウスの接続をUSBケーブル1本に集約可能となったとのことだ。

これにより、複数のケーブルの挿抜やACアダプタの持ち運びなどの手間を軽減し、利便性とモビリティ性を向上するとしている。

さらにIRカメラや指紋センサの対応機種を8タイプに拡充し、セキュリティ対応も強化しているとのことだ。