LINEは、同社グループのLINE Bank Taiwan Limited(以下、LINE Bank)が、台湾におけるインターネット専業銀行業の営業許可を取得したことを発表した。

LINE Bankは、2019年に、LINE Financial 台湾が参画するコンソーシアムを通じて、台湾の金融監督当局である金融監督管理委員会よりインターネット専業銀行業の事業認可を取得し、2020年3月に「LINE Bank」として会社登録を完了したとのことだ。

今回、金融監督管理委員会よりインターネット専業銀行業の営業認可を取得し、2021年上半期のサービス提供を目指し、準備を進めているという。

LINE Bankは、「Banking in Your Hand」のブランドメッセージのもと、LINE台湾での2,100万MAUを基盤に、預金、送金、デビットカード、個人ローンなどのバンキングサービスの提供を予定。

LINEの銀行事業は、2020年10月より、タイにて、LINE初の銀行サービス「LINE BK」を提供開始しており、今後、日本、インドネシアでも各国のパートナーと共に銀行事業の提供を予定しているという。

提供時期に関しては、決定次第、改めて発表するとのことだ。