ANAは、2021年度の国際線航空輸送事業計画を策定したと発表した。
具体的には以下となる。
●新型コロナウイルスの影響に伴う各国における出入国規制や検疫体制、需要動向を都度的確に見極め、柔軟性をもち機動的に運休・減便・復便等の追加対応。
●2020年度内に国際線ボーイング777型機の早期退役を進め、大型機の機数を半減し、長距離路線を中心に環境負荷の少ないボーイング787型機への切り替えにより運航コストの抑制、収益性の改善を図る。
●利用者へ早めに案内する観点などから、一部の路線については、同計画において運休・減便を判断。需要動向に応じて月次調整で復便など柔軟に対応していくという。
なお、2021年サマーダイヤ期間の運休・減便については、各国の出入国規制の動向や需要動向を踏まえ、16路線を運休、3路線を減便。需要に応じて、臨時便を含めた復便については柔軟に対応していくとのことだ。
また、新型コロナウイルスによる出入国規制や需要変動を都度的確に見極め、柔軟性をもち機動的に対応するため、運休・減便が発生した場合については、引き続き月次で発表するとし、需要回復が見込まれる場合は、復便・増便で適切に対応するとしている。