楽天カードは、給与前払いサービス「楽天早トク給与」において、ソニービズネットワークスが提供する「AKASHI」とのサービス連携を開始すると発表した。

連携により、「AKASHI」を利用する企業の人事労務担当者(以下、ユーザー)は、「楽天早トク給与」用の勤怠管理CSVデータのフォーマットを「AKASHI」上で追加・ダウンロードし、「楽天早トク給与」を別途契約することでそのまま一括でアップロードすることができるようになるという。

企業の労働者不足が社会的な課題となり多様な働き方が広がりを見せている中、楽天カードは「楽天早トク給与」を企業に導入してもらうことで、従業員が給与支給日を待たずに働いた分の給与を受け取れるサービスとして、2020年4月1日より提供を開始した。

これまで、「楽天早トク給与」に勤怠管理データを取り込む際、勤怠管理システム上で必要なデータを選択し、CSVデータを作成する必要があったが、「楽天早トク給与」と「AKASHI」がCSV連携することで、「AKASHI」のユーザーは「楽天早トク給与」用のCSVデータをフォーマット追加・ダウンロードできるため作業時間が短縮され、人事労務業務の効率化を図ることが可能となる。

また、今後はさらなる効率化を図るため、API連携なども検討していくとのことだ。

今後も、楽天カードはクレジットカードのサービスや機能を拡充し、金融サービスをより便利で使いやすく身近な存在にすることを目指し、さらなる顧客満足度向上を図っていくとしている。