JR 東日本千葉支社では、千葉県沿岸の津波による浸水区間(以下、津波注意区間)が含まれているため、これまで津波注意区間の始終端に始端標及び終端標を設置していたが、人々をスムーズに鉄道敷地外へ避難誘導できるよう、津波注意区間への避難誘導看板の設置が完了したことを発表した。

同社は、2020年10月から順次設置を行い、津波注意区間 (全52区間 総計 61k912m) 合計410枚の設置が2020年11月19日に完了したという。

・内房線 蘇我~安房鴨川間 (37区間 38k470m 258枚)
・外房線 八積~安房鴨川間 (15区間 23k442m 152枚)

避難誘導看板には、JIS 規格適合ピクトを使用し、鉄道敷地外への避難および津波浸水区間からいち早く避難できるよう駅間に踏切・駅舎等の最寄り出口までを矢印にて示しているという。