ANAとエムケイを中核とするMKグループ(以下、MK)は、空と陸のシームレスな移動体験の実現に向けた「MaaS(Mobility as a Service)」の推進を図り、「ANA 空港アクセスナビ」と全国8空港(羽田、成田、伊丹、関西、神戸、福岡、新千歳、中部国際空港)で展開するMK空港定額タクシー、さらには海外からの帰国者が安心して利用できるMK空港送迎ハイヤー(厚生労働省推奨)との連携を12月23日より開始すると発表した。

同サービスの開始により、ANA空港アクセスナビの新機能である「クルマ移動」の経路検索結果からMK空港定額タクシー・空港送迎ハイヤーの予約を一連の操作で行うことができ、スムーズな予約が実現できるようになるという。

またそのほか、飛行機の遅延にも対応した配車が行われることで、ユーザーに安心かつシームレスな移動体験を提供するとのことだ。

利用方法は以下。

すべてのユーザーが安心・快適に飛行機を利用できるよう、清潔・衛生的な環境を提供する「ANA Care Promiseblank」を推進しているANAと、ドライバーの乗務前体温測定や車内消毒、飛沫感染防止のビニール幕設置等を行うことで新型コロナウイルス感染症対策に尽力するMKによる空と陸をつなぐMaaS連携を行うことで、旅の開始から終了まで、安心で快適な移動体験を実現するとしている。

また、ANA空港アクセスナビを通じて予約をした人限定のキャンペーンも実施するとのことだ。

エムケイを中核とするMKグループは、全国8都市で2,000台規模のタクシー・ハイヤー・バス会社として地域の利用者の足を守るだけでなく、観光やビジネスシーン、海外からの観光客のもてなしなど様々な場面で利用されているという。

今後も空港を利用するすべてのユーザーのニーズに応じた、さらなる利便性の向上と顧客満足の向上を目指し、MaaS連携を推進していくことで空港アクセスの充実、サービス向上に努めるとしている。