AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、バカンと茨城県鹿嶋市は2021年1月14日、災害発生時における避難所の混雑情報配信に関する協定を締結すると発表した。
現在対象となる市内の避難所は計12か所で、配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を通じて行われ、インターネット上で確認ができる。なお、VACANの導入は今回が茨城県初になるという。
同協定では、鹿嶋市が災害発生時に避難所を開設する際、バカンが避難所のリアルタイム混雑情報配信を行うインターネットサービスを提供する。
現在対象となる避難所は計12か所。配信は、バカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン )」を利用して行われる。
VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」という機能があり、避難する人はこのVACAN MapsにPCやスマートフォン等でアクセスすることで、各避難所の位置や混み具合を確認することができる。
混み具合の情報は、各避難所の職員がインターネット上の管理画面から操作することで更新。表示は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階となっている。