noteは、無料グラフィックデザインプラットフォームCanvaとコラボすることを発表した。
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これにより、noteの記事につける見出し画像を簡単に作れるようになるという。発信を続ける弊害の1つとなっていた「記事の見出し画像」作成を簡単にすることで、クリエイターの創作活動を応援するとのことだ。
Canva(キャンバ)は「すべての人がデザインを自由に表現できる」オンラインのプラットフォーム。
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ドラッグ&ドロップで作成できる編集画面と、カスタマイズ可能な420,000を超えるテンプレートで、世界193か国で30億を超えるデザインが作成されているという。
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションにプラットフォームを運営するnoteと、めざす方向性が重なることから、今回の機能連携が生まれたという。
SNSでシェアされたときにアイキャッチとなる見出し画像によって、記事はより多くの人の目にとまる。
しかし、デザインや画像の加工スキルがないひとにとっては負担となり創作のモチベーション低下にもつながっていたとのことだ。また、企業のDX推進のハブとして活用されるオウンドメディアでは、発信のたびに見出し画像を作成する工数も課題となっている。
コロナ禍で顧客とのコミュニケーションを維持するためにオンラインでの発信を強化している小売・飲食店でも、商品や店舗の画像素材をどう見出し画像に加工するかが悩みのタネであったとしている。
こうした創作のハードルを解決するために、Canvaとのコラボでnoteのためのオリジナルデザイン100種類を用意。記事投稿画面に追加されたCanvaボタンをクリックするだけで、直感的にデザインが可能であるとしている。
またnoteでは、他のクリエイターがnoteに投稿した画像を、自分の記事の見出し画像として使える「みんなのフォトギャラリー」という機能も提供するとのことだ。
今回、投稿画面に「Canvaで画像を作る」ボタンが新設。
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見出し画像をつくる際には、Canvaのアカウント登録(無料)が必要となっており、現段階では、PCのみ作成可能。スマホブラウザ、アプリについては順次対応予定とのこと。
なお、Canvaで作成できる見出し画像イメージは以下。
1. テンプレートのイラストやデザインを元に、文字だけ変更した画像
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2. 自分の好きな写真を背景に、ロゴや文字を追加した画像
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3. 写真やアイコンなどの素材を自由に配置した画像
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