寺⽥倉庫が参画する天王洲・キャナルサイド活性化協会は、東京都知事が指定する「プロジェクションマッピング活用地区」への申請を行い、天王洲地区は12月10日より「天王洲プロジェクションマッピング活用地区」として指定されたことを発表した。

同社が拠点とする天王洲は、江戸文化の名所「品川宿」に隣接し、伝統文化と現代文化が交わる地として注目を集めており、水辺空間と現代アートを体感することができる貴重なロケーションとされ、来訪者数は年々増加傾向にある。

同社は、2015年に天王洲キャナルサイド活性化協会に参画し、地域活性化を目指し、プロジェクションマッピングによる水辺空間の利活用やアートによる地域活性化活動に取り組んできた。

 これまで、当該地区にてプロジェクションマッピングを実施するには、地域イベントとしての一時的な活用または投影面積を100㎡以内におさえる制限があった。

活用地区に指定されたことで、特定の壁面において、天王洲・キャナルサイド活性化協会が当該地区のマッピング投影の管理・申請の主体となり、地域イベントという枠にとらわれず、現在の投影面積の上限である100㎡を超えた範囲でのマッピングが可能となる。

また、投影広告物による事業収益を地域活動費として活用し、より継続性の高い地域活性化モデルの構築が期待できるという。

同社は今後も天王洲・キャナルサイド活性化協会と連携をはかり、天王洲地区を新たなアート表現創出の場とすることで、地域活性化を推進していくとのことだ。