コクヨは、ショウワノートと資本業務提携を実施したことを発表した。

同社は、第2次中期経営計画において、これまで以上にダイナミックな改善や大胆な成長に事業本部を超えて挑戦するために、将来の顧客ニーズの変化をとらえたコト視点での3つの事業ドメイン(空間価値、ビジネスサプライ、グローバルステーショナリー)の設定を行った。

国内外のステーショナリー事業を含むグローバルステーショナリードメインにおいては、国内における文具シェアトップメーカーとしての強みを活かし、各国市場における成長トレンドを継続しつつ、新たな成長領域を意識した成長戦略の策定と検証を行うことにより、国内外における選択と集中を行い、海外における売上成長および国内でのシェア維持と売上総利益率の向上を進めることによって、グローバル文具市場でのシェアの成長を目指している。

足元の事業環境は新型コロナウイルス感染拡大影響によって大きな影響を受けているが、アフターコロナにおけるニューノーマルを見据えて文具市場におけさらなる収益向上に向けた戦略を推し進めているという。

ショウワノートは、学習帳の分野を中心として文具市場に確固たる地位を築いている企業であり、総合文具メーカーである同社との間で資本業務提携を締結することにより、商品面、生産面および販売面等における協業を通じ、高いシナジーをもたらすものとしている。