オンライン営業システム「bellFace(ベルフェイス)」の開発・販売事業を行う、ベルフェイスは、12月1日にCTO(最高技術責任者)として、山口 徹氏を迎え、同職に就任することを発表した。
ベルフェイスは今年に大型調達を果たし、急速に事業拡大を進めている。それに伴って開発組織の体制整備、セキュリティ面の強化、プロダクトにおいて解決すべき技術課題も高度化、複雑化してきている中で、技術全般の経験と実績のある同氏を中心に、より事業拡大を進めていくという。
山口氏は2005年にガイアックスにおいて、リードエンジニア、マネージャーとして、大規模サービスでのオフショア開発、自社サービスや B2B2C のサービスの開発に着手。
2007年よりサイボウズ・ラボにおいて R&D エンジニアとして、OpenID やブラウザ拡張の研究を行う。
2009年よりディー・エヌ・エーにソフトウェアエンジニアとして参画。2015年に同社オープンプラットフォーム事業本部の事業副本部長に就任。
2018年10月より、同社スポーツ事業本部システム部部長。横浜DeNAベイスターズをはじめとしたスポーツ事業に関連するシステムの統括を担っている。
山口 徹氏の「参画のコメントと抱負」は以下のとおり。
「ベルフェイスは商談特化型のオンライン会議システムで、いわゆるバーティカル SaaS と呼ばれるプロダクトです。このバーティカル SaaS だからこそ細かな機能をユーザー様にデリバリー出来ると考えております。
この様々な機能開発において適切な分離分割を行い自社だけでなく、パートナー企業も開発に参画出来るような形を上手く作りあげることにより、プロダクト開発の質と速度をより高めていけるだけでなく、事業の拡大も見込めると考えています。その際に自分が今まで得てきた知見を十二分に活用出来ると考え、参画しました。
ベルフェイスは営業的組織の側面ばかりの印象がありますが、今回の参画を起点として、様々な仲間を増やしていくことにより、今後はプロダクトカンパニーとして、作り手としても注目を浴びる会社にしていきたいと考えております。」