電通は、AtCoder、マイナビと業務提携契約を締結したと発表した。

3社が連携し、日本の国家課題である先端IT人材不足の解消に取り組んでいくとしている。その第1弾として、学生競技プログラマー向け就活支援サイト「AtCoder Career Design」を11月30日に開設したとのことだ。

人工知能やビッグデータを使いこなせる先端IT人材は、革新的な価値創出や生産性向上の担い手として、世界の企業で需要が高まっている。

一方、プログラミング競技で卓越した能力を見せる学生であっても「どのような仕事・会社で活躍できるのか分からない」、企業側の採用担当者も「どのような先端IT人材が自社で活躍できるか分からない」といった、コミュニケーション不足による就職・採用機会の損失が起きているとのことだ。

こうした状況に対し、これまで電通はAtCoderと共に、先端IT人材の採用・育成の課題に継続的に取り組んできた。

今回の提携では、競技プログラマーに強いネットワークを持つAtCoder、学生・企業とのネットワークと採用・就職の支援ノウハウを持つマイナビに、コミュニケーションを中心としたビジネスプロデュースを得意とする電通が連携。

3社の強みを掛け合わせ、学生競技プログラマー向け就活支援サイト「AtCoder Career Design」を開設し、先端IT人材と企業の就活コミュニケーションを支援するという。

競技プログラマーの活躍と企業の成長に貢献することで、先端IT人材不足の解消を目指すとともに、日本の産業競争力の強化に寄与していくとのことだ。

今回の提携の第1弾である学生競技プログラマー向け就活支援サイト「AtCoder Career Design」は、”就職活動期のAtCoderユーザー”と”採用を目指す企業”の総合情報プラットフォーム。

主要コンテンツのひとつである「働く競技プログラマー図鑑」では、競技プログラマーのスキルや経験が企業でどのように生かされているか知ることができ、ユーザーの職業観を醸成するという。

また、ユーザーの就活モチベーションに寄り添う「企業からのメッセージ」や「競技プログラマーのための就活講座」を提供し、主体的で前向きな就活を支援する。

今後予定している取り組みは以下。

  • AtCoderが開催する競技プログラミングコンテストの企業協賛枠の販売
  • 公式検定本の出版(マイナビ出版)
  • 合同説明会などの就職支援サービスの共同開発
  • 学生に向けたキャリアガイダンスの実施