ソフトバンクの⼦会社、⽇本コンピュータビジョン(以下、JCV)はAI温度検知システム「SenseThunder(センスサンダー)」を、公益社団法⼈ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下、B.LEAGUE)に納⼊したと発表した。

「SenseThunder」は、AI(⼈⼯知能)を活⽤した顔認識技術と⾚外線サーモグラフィーにより、マスクを着⽤したままでも、僅か0.5秒でスピーディーに発熱の疑い(⼀定以上の⾼い温度)を検知。

新型コロナウイルス感染症の拡⼤防⽌の取り組みの⼀つとして、国内のさまざまな施設や病院、企業での利⽤が広がっているとのことだ。

今回採⽤されたB.LEAGUEでは、安全な興⾏運営のために、37.0℃以上の来場者を検知するためのスクリーニング⽤途であるという。

SenseThunderでスクリーニングし、仮に37.0℃以上を検知した場合には、あらためて体温測定の実施。発熱がされていないことを確認の上、アリーナに⼊場となる。

B.LEAGUEは、新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインで定めている感染症対策を日々実施しており、選⼿やクラブスタッフ含めクラブ全体として感染症対策強化をされているが、SenseThunderを通してアリーナ来場者の温度検知をすることで、安全な公式試合の実施が可能となり、来場者をはじめとした観戦者に多くの感動を与える機会の創出につながるという。

JCVは「SenseThunder」の納⼊を通し、さまざまな場所での安⼼安全な環境の整備、空間の創出に貢献し、⽇本社会を安全で元気な姿に戻す為の⽀援を継続していくとのことだ。