ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターが、携帯情報端末などを活用して障がい児の学習・生活支援を行う事例研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」(以下「魔法のMedicine」)の成果報告会を、2021年1月23日に開催することを発表した。
なお、今回の成果報告会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンラインセミナー形式で実施される。
「魔法のMedicine」は、2020年4月から地方自治体を含む全国の特別支援学校、特別支援学級および通常学級など69団体に、合計192台のタブレットやスマートフォン、人型ロボット「Pepper」、スマートスピーカー、電子書籍リーダーなどを無償で貸し出し。所属する児童・生徒・学生と教員などの2人1組、計73組が活用したという。
また、2020年度から地方自治体(教育委員会)単位での参加が可能となり、滋賀県の4校・4組、東京都新宿区の2校・3組が実践研究を行った。
今回の成果報告会では、新型コロナウイルス感染症の影響により学校に通えない中での遠隔授業の例などをはじめ、ICT(情報通信技術)を活用した11の事例を紹介するとのことだ。
開催日時は2021年1月23日の午後1~6時。
特別支援教育関係者・保護者をはじめ、参加申し込みをすれば、だれでも参加可能となっている。