小田急電鉄は、暮らし方、働き方、学び方をリサーチし、ソリューションを提案するイノベーションラボ「IFLATs(アイフラッツ)」を立ち上げると発表した。
「IFLATs」は、社会課題解決のための新規事業を創出するプログラム「小田急イノベーションチャレンジ Climbers(クライマーズ)」から発足。「個人のエンパワーメント」を目的として、リサーチと情報発信、新しいソリューションの開発に取り組むという。
IFLATs の機能は以下の 3 つとなる。
- リサーチを通じて得た知見を共有する
- ディスカッションと協業のためのコミュニティと場をリードする
- コミュニティの場で見出された気づきやアイデアを大切にしながら、開発・共創を進め、事業を立ち上げ運営する
また、IFLATs では、少し先の未来を見据えながら、個人の目線で「暮らし」の課題に関するリサーチを進めるという。
初年度は暮らしの中から、「働く」を中心として、以下の2つに取り組むとのことだ。
1)個人のスキルと経験
「人生 100 年を自分自身でデザインするために、どのようなスキル、経験、サポートが必要か」という視点でリサーチを進める。
調査結果の発表やレポート、専門家インタビューを「IFLATs」サイト等で発信するとともに、11月25日にソリューションサービスのβ版(試行版)をリリースする。
2)個人を取り巻く「働き方」環境変化
「働き方改革」が進む中で、個人に影響を及ぼす法整備や企業の動きなどを整理し、環境変化をもたらす原動力や事象を一覧化。IFLATs サイトを通じて情報を公開する。
次年度以降のテーマについては、初年度テーマへの反響を踏まえて、協業パートナーとディスカッションしながら決定するとのことだ。