ウェザーニューズは、秋の紅葉シーズンを楽しめるよう、「第三回紅葉見頃予想」を発表した。
現在、東北は紅葉のピークを迎え、東・西日本では標高の高い山から低い山へと見頃のエリアが移ってきているという。
11月は全国的に平均気温が高い傾向にあるものの、東・西日本を中心に周期的に晴れ、朝晩の放射冷却で葉の色づきが進むとし、このため、多くの地点で平年並の時期に見頃を迎える予想であるとのことだ。
適度な日照や雨が見込めることから、各地で鮮やかな紅葉を見ることができそうであるという。
また、スマホアプリ「ウェザーニュース」やウェザーニュースウェブサイト「紅葉Ch.」では、全国の約700名所の見頃予想日やスポット情報、ピンポイント天気を公開。
ポイントは以下の3点。
- 東・西日本は本格的な紅葉シーズンへ!見頃時期は平年並の予想
- 東北は見頃ピーク、紅葉シーズンは11月中旬いっぱい
- 十分な日照と適度な雨で鮮やかな紅葉に期待
葉が色づく時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色づく時期が早くなり、高いと遅くなるという。
今シーズン北日本は平年より暖かい日が多く、大雪山旭岳(北海道)や八幡平(秋田)など葉の色づきが遅れたところがあった一方で、度々流れ込んだ寒気の影響を受け、栗駒山(宮城)や室堂平(富山)など、東北の山や中部の標高の高い山では平年並の時期に見頃を迎えたとのことだ。
また、西日本では10月に入ると高気圧圏内となり晴れて放射冷却が効いたことで、標高が高い山では葉が一気に色づき、平年より見頃が早まったところも。
現在、東北は紅葉のピークを迎え、東・西日本では標高の高い山から低い山へと見頃エリアが移ってきている。今週末は袋田の滝(茨城)や比叡山延暦寺(滋賀)などでも見頃の紅葉が楽しめるとのことだ。
また、11月は全国的に平均気温が高い傾向にあるものの、東・西日本を中心に周期的に晴れて朝晩は放射冷却が効き、色づきに必要な冷え込みが見込まれる。
このため、多くの地点で平年並の時期に見頃を迎える予想で、東・西日本の平野部では11月中旬〜下旬にかけて見頃となりそうとのことだ。
なお、葉が鮮やかに色づくためには、秋に適度な日差しと雨があり、気温がしっかりと下がることが必要。11月は全国的に天気が周期変化し、葉が鮮やかに色付くために必要な十分な日照や雨、朝晩の冷え込みが見込まれ、このため、全国的に鮮やかな色づきが期待できそうであるとしている。