全国小中学生プログラミング大会実行委員会は10日27日、開催中の「第5回全国小中学生プログラミング大会」の最終審査会および表彰式を、2021年2月28日にオンラインで開催すると発表した。
同大会は、小中学生を対象としたプログラミングコンテストで、応募期間は7月1日から11月3日まで。その後の審査で入賞作品を選定し、2月28日に開催する最終審査会で入賞者に作品をプレゼンテーションしてもらい、審査員がグランプリほか各賞を決定・発表するという。
最終審査会はこれまで、東京都内の会場で開催してきた。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行に鑑みて、今回はオンラインでの開催になったとのことだ。オンライン最終審査会でも、これまでのリアルな場での最終審査会と同様に、審査員が「発想力」「表現力」「技術力」を基準に作品の審査を行うという。
なお、作品については、PCやスマートフォン、タブレットで動作するソフトウェア、またはロボットや電子工作などのハードウェアで、自身によるオリジナル作品であれば、使用する言語や作品の形式は一切問わないという。
テーマの指定などもないため、自由な発想で創作することができ、個人だけでなく、グループ単位での応募も受け付けているとのことだ。
また今年度より、各都道府県エリアなどを対象とする全国各地の子供向けプログラミングコンテストに、新たに設けた「エリアパートナー」となってもらい、同大会との連携による全国規模のネットワークの構築を目指している。
今年度は、すでに5つのプログラミングコンテストにエリアパートナーとして連携しているとのことだ。