国連が、Google Arts and Cultureと提携し、国連創立75周年を記念したオンラインギャラリー「UN75」を開催することを発表した。

今回開催されるオンラインギャラリーは、国連創立75周を記念して、国連事務総長が「What are your hopes for the future?(あなたが未来に願うものはなんですか?)」と世界へ問いかけたことに由来するもの。

この問いに対して各国から100万人を超える人々が声を上げ、望む未来への考えやアイデアを表明があった。また、アートでの回答も多くあったことから、これらをオンラインで展示することになったという。

なお、アートワークのコレクションは500を超えており、その中にはスーダンの芸術家Almigdad Aldikhaiiryなど、9人の国際的な現代アーティストによる企画展示「The Future is Unwritten」や、「#TheWorldWeWant」というテーマで、アゴライメージ(Agora Images)が国連と協賛して開催したオンライン世界写真コンテストに投稿された一般人の写真の展示なども含まれるとのことだ。

さらに、展示を閲覧するだけではなくユーザー自身もこの取り組みに参加できるように「Street Galleries」という企画も。

世界10都市のストリートの写真に自分で選択したアートワークを貼り付け、その画像を知人に共有することができるとのことだ。