Googleは10月初めに、コミュニケーションとコラボレーションのツールを一緒に持ち寄る統合プラットフォーム、Google Workspaceを発表した。これにより、ドキュメント、タスク、メッセージ、会議、電子メールがすべて1か所で利用できるようになった。
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今回、Google Workspaceのインターフェースにもう1つの新しいオプションであるAppSheetが表示されるという。
AppSheetは、Google Cloudのノーコード開発プラットフォームであり、コードを1行も記述しなくとも、誰でも強力なアプリを作成できるように設計されているとのことだ。
これにより、コードの学習や必要なアプリを作成する人を見つけたりする代わりに、AppSheetを使用してアプリを作成できるため、開発や修正を行うのではなくアプリの使用に集中できるとしている。
なお、Google Sheetsから直接AppSheetを使用して独自のアプリケーションを作成することができるという。
シートを開くと、「ツール」の下に「AppSheetで開く」オプションが表示される。アカウントを持っていない場合、AppSheetアカウントを作成。
すると、AppSheetがコーディング部分を処理し、データ構造を分析して、そこからプロトタイプ(試作)アプリを作成することができる。
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Googleは、SheetsとAppSheet間のこの容易な接続は、必要なアプリを構築することがこれまで以上に容易になることを意味するとしている。