バイドゥが提供する日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」は、10代のSimejiユーザーへアプリ上でアンケート調査を行い、そのデータをランキング化した「Simejiランキング」を発表した。

今回、10代4,500人が選ぶ、10代が「今、学びたいことTOP10」を調査。以下が調査結果になる。

第1位 音楽
ポップカルチャーが大好きで多趣味なSimejiユーザーらしい結果になったという。

理由は「とにかく音楽が好き」「今一番興味があることだから」が最多。また「歌い手になりたい、歌うことが好き」という回答も多数を占めた。

第2位 デザイン学
「絵を描くのが好き!」という理由が圧倒的多数。音楽とデザインという自己表現力を磨きたいという意見は他の学問を圧倒し、芸術を含めると全体のおよそ4割を占める勢いだったという。

また、デザインについては「イラストレーター・アニメーターになりたい」といった具体的な職種に言及している人も多数。

第3位 外国語学
他の回答に多い「好きだから・得意だから」といった理由と異なり「苦手だから」という意見が多数。

「喋れるようになりたい」けど、現状に決して満足できないという向上心や「外国語ができなければ、これからの社会で通用しないかもしれない」という切実な危機感を感じる結果に。

ほとんどの回答が「英語」に関する内容でありつつも、具体的に挙げられた言語には「中国語」「韓国語」「フランス語」なども含まれ、ボーダーレスな10代のマインドが垣間見られる結果となった。

第4位 芸術学
芸大受験と芸大での学生生活に焦点をあてた漫画「ブルーピリオド」や、東京藝術大学出身であることで有名なKing Gnuのボーカル常田大希の活躍など、近年「芸術」というキーワードが10代にとってより身近に。

デザイン同様「絵を描くのが好き」という意見も多くありながら「もっと上手くなりたい」「感じたことを言葉以外で表現したい」といった抽象的であってもアートに対する熱い気持ちが強く感じられる回答が多数集まったという。

第5位 医学
自己表現やコミュニケーションといったフレッシュな分野が続き、ここで一気に硬派な学問がランクイン。

理由としては「医者になりたい」が最多。さらに「人の役に立ちたい」「コロナを打ち消したい」など、厄災が多い近年に敢然と立ち向かおうとする10代の姿勢にが顕著に見られたとのことだ。

その一方で「医療ドラマを見てすごいと思った!」というまっすぐな意見あったという。

第6位 教育学
過酷な職場がクローズアップされやすい教育現場だが、「先生になりたい」という意見が多数。

教育学では初めて「親が教師だから」といった「親の背中」に言及した意見も出るなど、希望に溢れた内容出会ったとのことだ

第7位 看護学
圧倒的多数の回答に「看護師になりたい」という意見が見受けられたという。教育学同様「親が看護師だから」という回答も多くみられた。

大人世代から見ると「スマホばかりいじって自分勝手」などと評されがちな若者世代だが、蓋を開けてみれば「人の役に立ちたい」「困っている人を助けたい」という気持ちの持ち主がいかに多いかということがわかるという。

第8位 理学
医学に続いて硬派な学問が8位にランクイン。ザ・学問!といった感のある自然科学、物理学の分野を志す10代の意見には「化学が好き」「科学の力は無限大で色々な事を発見出来る面白いものだから。」といった意見が並んだ。

第9位 薬学
圧倒的多数が「薬剤師になりたい」という具体的な望みをあげつつも「誰かの役に立ちたい」という回答も多い点が目立ったという。

また、非常に具体的な理由としては「製薬会社で働きたい」という回答も多く見られたとのことだ。

第10位 文学
「好き・得意だから」という意見や、直球で「本を読むのが好き」
「書く仕事に就きたい」という意見も多かったという。