セブン-イレブン・ジャパンは、「地域包括連携協定」に基づく取り組みとして、奈良県内のセブン‐イレブンで初となる移動販売サービス「セブンあんしんお届け便」の運用を、10月15日よりセブン‐イレブン近鉄奈良駅西店とセブン‐イレブン田原本千代店にて開始することを発表した。
今回の取り組みによって、日々の買い物に困っている人々に対する「買物支援」を行いながら、各地域における「見守り活動」にも協力し、広く高齢者等の活動支援につなげていくとのことだ。
移動販売車は、移動販売専用車両として独自に開発しており、常温(加工食品等)、20℃(おにぎり等の米飯類)、5℃(サンドイッチ等のチルド商品)、-20℃(アイスクリーム等)の4温度帯の販売が可能になっている。
また機動性の高い四輪駆動車を使用している。
販売商品は、おにぎりや弁当、サンドイッチ等のフレッシュフードをはじめ、ソフトドリンクやカップ麺等の加工食品、アイスクリーム・冷凍食品等、合計約150アイテムを販売するという。
携帯POS端末を使用して精算(現金、電子マネーnanacoによる決済)が決済方法となる。
なお、販売場所・営業曜日は、各店舗の周辺エリアにおいて、事前に設定するとしている。
9月末現在で、セブンあんしんお届け便の稼働状況は37都道府県にて103台が稼動しており、今回奈良県で初の稼働となるとのことだ。
同社は今後も、地域との密接な連携を通じ、お届けサービスや移動販売を通じて、地域の人々にとってより「近くて便利」なお店を目指していく方針を示している。