資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、新型コロナウイルスの影響により世界の教育危機が深刻化する今、教育を通じた少女たちの社会的地位向上を目指すグローバルチャリティプログラム、「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」の受賞者などが参加したオンラインイベント動画を公開した。
その中で、すべての子供が平等に教育を受ける権利の重要性を再認識すると共に、少女たちの教育推進に向けてアクションを起こしていく決意を改めて表明したことを公表した。
パワー・オブ・ラディアンス・アワードは2019年3月に設立され、毎年少女の教育に貢献した女性を表彰し、寄付金を通じて活動をサポートしていくもの。
第2回目となる今年は、3月に科学、技術、工学、数学(STEM)の分野において少女たちの教育とエンパワーメントに目覚ましい貢献を果たしているネパール人女性、ビニタ・シュレスタ氏とプラティクシャ・パンディ氏の卓越した業績を表彰。
2人はWiSTEM Nepal(Women in STEM Nepal)の共同創設者として、ネパールの少女と若い女性が科学と技術の道に進めるよう支援するSTEM教育と多様化プロジェクトにおいて、主導的役割を果たしていることで高く評価されているという。
イベント動画では、シュレスタ氏とパンディ氏と共に、モデル、女優で人道支援活動家のトニ・ガーン氏、起業家でデジタル・コンテンツ・クリエイターのクリセル・リム氏、モデルでビューティー・コンテスト受賞者、並びにNASA飛行士でSpace Apps DCディレクターのフィヌーラ・オリリー氏等、各国から著名なスピーカーたちが参加。
タレント、女優のホラン千秋氏の進行のもとオンラインパネルディスカッションを行い、教育が少女たちのエンパワーメントにどのような役割を担うのか、そしてSTEM教育が少女たちの未来の可能性を切り拓くきっかけとなることについて、それぞれの経験を交えながら思いを共有したとのことだ。
またニューノーマルの時代において、教育を継続することの重要性についても力強いメッセージが伝えられた。
レ・ド・ポー ボーテ チーフブランドオフィサーの鈴木ゆかり氏は「クレ・ド・ポー ボーテでは、教育が未来を切り拓く鍵であると考えます。このイベントによって、シュレスタさんとパンディさん、そして登壇頂いたスピーカーの皆さんそれぞれの思いや、STEM教育を通じて少女たちをエンパワーするという私たちの活動により多くの方が賛同してくださることを願っています。」とコメントしている。