米Facebookは5日、Facebookのアプリ上において、メンタルヘルスに関する情報を一元化したリソースセンター「Emotional Health」を設置したことを発表した。

Emotional Healthでは、メンタルヘルス関係者からの地域関連情報とともに、グローバルでも利用可能とのことだ。

Emotional Healthでは、専門家のサポートやリソースに人々をつなぐための以下のようなサービスを展開しているという。

・世界保健機関の「デジタルストレス管理ガイド」は、ストレスを軽減し、精神的健康を促進するように設計されたわかりやすいテクニックを提供し、現在WhatsAppのWHOヘルスアラートチャットボットで利用可能。

・サポートにつながり得るメンタルヘルス関連の会話を容易にするために、WHOで設計されたステッカーパックがメッセンジャー上で利用可能。

・自殺や自傷など人道的危機を防止するため、クライシステキストラインとの提携強化

・Instagramの上に新しい精神的健康ガイドを作成し提供している。1つは、10代若者の幸福に関するJED財団とコラボしたガイド。もう1つは、韓国自殺予防センターからのガイダンス。

WHOのコミュニケーションディレクターであるガブリエラスターン氏は「メンタルヘルスに関する情報にアクセスしやすくすることは非常に重要です。世界保健機関では、今年の世界メンタルヘルスデーの目標を支援するためにFacebookと協力できることを嬉しく思います。」とコメントしている。