サントリー食品インターナショナルは、大切な職場コミュニケーションの1つである雑談が、リモートワークの普及により減少していることを受け、「クラフトボス」にて、リモート会議中でも自然と雑談を生み出せる「ザツダンマシーン」を開発し、10月1日の“コーヒーの日”を皮切りに、このマシーンをプレゼントするキャンペーンを実施すると発表した。

コロナ禍の中、在宅勤務・リモート会議が増加する中で、相対的に減ってしまったと言われている雑談。

「新しいビジネスのおもしろいアイデアは、ふとした雑談から生まれることが多い」ことから、最近では、「フィーカ」と呼ばれる、あえて目的を設定しない社内の「公式雑談タイム」を設ける企業も増加しているという。

またリモート会議の場以外でも改めて仕事における雑談の重要性が問われる時代になってきていて、実際に、リモートワーク経験者に対して雑談に関する調査を実施したところ、79%の方が「会議には雑談が必要」と考えている一方で、71%の方が「雑談が以前よりも減ってしまった」と考えていることが分かったとのことだ。

この結果から、仕事をする上で重要だと考えられている雑談が減っていることが明らかになり、これはリモートワークが普及してきた現代ならではの「社会課題」だといえるとしている。

そこで今回、働く人すべての多様なワークスタイルに寄り添う「クラフトボス」が、この社会課題を解決するために、雑談を生み出し、リモート会議の風通しを良くする「ザツダンマシーン」を開発。

このザツダンマシーンは、コミュニケーション改善のプロ、沢渡あまね氏が監修した8個の雑談のテーマが書かれており、扇風機の矢印が止まったテーマについて、チーム全員で雑談ができるという設計になっているという。

誰もが話しやすいテーマになっているため、このマシーンを活用すると、リモート会議の風通しがぐんと良くなるとしている。

実際に社内で「ザツダンマシーン」を使ってリモート会議を実施したところ、100%(10回中10回)の高確率で雑談を生み、会議の風通しが良くなったことで、その後の会議の活性化に寄与。

今回同社は、この「ザツダンマシーン」を抽選で2名様にプレゼントするキャンペーンを実施。また「クラフトボス」Twitter公式アカウント(@_craftboss)では誰でも使える「ザツダンマシーン(GIFバージョン)」を用意しているとのことだ。

なお、ザツダンマシーンの開発背景にある、リモートワークでの雑談に関する実態調査では、同社の予想通り71%の人が「仕事での雑談量がリモートワーク前よりも減った」と回答し、79%の人が「会議に雑談は必要だ」、70%の人が「雑談があるとアイデアが生まれやすい」と回答したという。

その他にも、70%近くの人が「雑談をすることで人となりがわかる」、「雑談によりリラックスできる」と考えていることがわかったとのことだ。