宣伝会議、学校法人 先端教育機構からなる「SDGs未来会議実行委員会」は、次の時代を担う子どもたちから大人まで、SDGs(持続可能な開発目標)を学び、取り組むきっかけをつくる参加型のプロジェクト「SDGs未来会議」の2020年度の取り組みをスタートすることを発表した。

SDGs未来会議とは、持続可能な開発目標の達成という大きなゴールに向け、SDGsの意義や狙いを幅広い人たちに理解してもらい、一人ひとりの行動につなげていくことを目的に開催するプロジェクト。

今年度はSDGsの推進に取り組む、日本ガイシ、丸富製紙、ライオンなど協賛企業37社が参画。

皮切りに10月7日に「SDGs未来会議 Business Conference 2020」がオンラインで開催される。

当日は、内閣府 地方創生推進室 参事官 北廣 雅之氏ほか政府関係者や学識経験者らが登壇し、SDGs達成に向けた取り組みや課題などについて議論するという。

同カンファレンスは、企業におけるSDGsへの取り組みの現状と課題を読み解き、企業や組織に能動的に還元できるようにすること、そのために必要な情報とネットワークを提供することを目的に開催される。

また、「SDGs未来の授業-SDGsライフキャリアBOOK-(仮称)」が12月に発刊され、同書は昨年発売された「未来の授業-SDGs探求book」の続編として制作・発行される。

SDGsに取り組む企業の具体的な取り組みを紹介し、「SDGsと仕事」を考えるための教材で、全国すべての小中高約3万5,000校へ献本するとしている。

そのほか、12月上旬にはSDGsが学べるYouTubeチャンネルの開設をすると公表している。

同チャンネルでは、SDGs自体や17の目標解説、書籍と連動した企業の取り組みに関する動画を掲載。書籍と合わせて、学びを深める教材とのことだ。