ZUUは、金融メディア「ZUU online」ユーザーを対象に、Withコロナ時代の投資活動についてアンケート調査を実施しその一部の結果を公表した。

  • 今年度の投資結果と今後の投資方針
  • 資産保有の状況
  • 運用増加者/運用横ばい・減少者の運用金額
  • 資産運用に重要な情報ソース

今年度の投資結果と今後の投資方針

投資結果の昨年度比を見てみると、昨年度の投資結果から大幅に増えた(4%)/増えた(38%)と全体の40%が昨年より良好な結果を得ていることがわかった。

また、減った(17%)/大幅に減った(4%)は全体の1/5と少ないことも判明。

このことから同社は、新型コロナ影響下にあっても多くの人は、逆に好調な運用状態であると言えるとしている。

今年度の投資方針は、資本金の量を増やす(36%)/高リスク商品の割合を増やす(12%)/クラウドファンディングなど新しいものにチャレンジする(13%)と全体の51%がアクセルをかけている状態だという。

また資産運用の全体構成を見直す(31%)も高くなっており、 今後より注目する資産運用方法へ変更する意欲が見られるとのことだ。

投資金額の量を減らす(2%)/低リスク商品の割合を増やす (6%)と少なく、ブレーキがかかっている状態の人は少ないこともわかった。

資産保有の状況

資産の保有状況は、個別株式/投資信託は80%を超え概ね全ての人が保有している結果となった。

同社は近年の資産である暗号資産(35%)/クラウドファンディング(30%)と保有割合が1/3近く債権より高く、不動産投資に並ぶまで一般的な投資手段となっていることが伺えるとしている。

運用増加者/運用横ばい・減少者の比較

大きな傾向値には差が無いが、日本国債・社債の保有が多く、外国国債の保有が低い点と、FX/外国為替、不動産信託、 クラウドファンディングの割合が高い点に差があるとしている。

このことから、総じて保有商品が分散していること、また長期・安定的な資産と短期・流動的な資産をバランスよく持っているものと推察と同社は推定している。

資産運用に重要な情報ソース

重要な情報ソースとしてユーザーに重要順位付けについて確認したところ、「ZUU online」「日本経済新聞」が上位になったとのことだ。

<調査概要>
調査名  :資産運用、投資活動におけるアンケート調査
調査対象 :ZUU online ユーザー 171名
調査期間 :7月30日〜8月13日