同窓会ビジネスを展開する笑屋は、9月17日から、在校生・卒業生・学校の新しいつながりを作る学内SNSサービス「Chimer (チャイマー)」の提供を開始することを発表した。

Chimerは学校ごとの「学内SNS」とSNS上の名簿・コミュニティを管理する「組織管理システム」が一体となったクラウドシステム。

SNSは招待制のクローズドで、データ領域は学校ごとに用意されるという。

同サービスは、学校法人や同窓会組織を対象に卒業生の活性化を支援するSaaS (Software as a Service)であり、学校独自のSNSを構築し、導入学校のブランディング向上や寄付金徴収などによる収入アップを実現させるとのことだ。

主に以下の機能が挙げられる。
・コミュニティを構築し、トピックで交流できる
・在校生・卒業生の状況が可視化できる
・在校生・卒業生に対して適切な情報発信ができる
・組織やコミュニティで起こっていることを把握できる

同社は今後、モバイルアプリのリリースや各種機能追加などアップデートを続け、中長期ではインターンやOB訪問などのリクルーティング活動、およびプロジェクト支援や寄付金徴収をしやすくする為の仕組みや機能の開発を視野に入れているという。

また、リリース初期は主に大学向けに展開していくが、その後は「同窓会コミュニティ」や「アルムナイネットワーク」を活性化したい大学以外の学校、および一般団体や企業を含む全ての組織に対してサービス提供していく方針を示している。