AI画像認識ソリューションの開発および提供を行う日本コンピュータビジョン (以下、JCV)は、同社が4月にリリースした、AI温度検知ソリューション「SenseThunder」が医療機関における導入実績300施設になったと発表した。
SenseThunderは、AI(人工知能)を活用した顔認識技術と赤外線カメラにより、対象者がマスクや眼鏡を着用したままでも、所要時間0.5秒でに発熱の疑いがある人をスクリーニングする。
また、温度検知機能のみならず、事前に登録された顔写真データを元にAI顔認証による「個人特定」が可能。
そのため、顔認証機能を利用した再来受付、認証レコードとのAPI連携による病院関係者さまの勤怠実績の確認などの拡張利用ができるという。
SenseThunderは提供開始以降、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、医療機関を始め、公共施設、オフィスビル等にて採用されている。
特に医療機関においては、来院する人の温度確認を精度高く実現し、非接触で1次スクリーニングを効率良く実施できることで、来院される患者のみならず、病院関係者にも「安心感」を与え、治療に専念できる環境づくりに貢献している。
その結果、全国の病院、クリニック、薬局関係者さまより高く評価されているとのことだ。
JCVは、今後も先進的な画像認識技術を活用したソリューションの提供と社会への実装を推進していくとのことだ。