株式会社セブン銀行は8月17日から、チャットボットとRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の連携により、住所変更手続きを無人化する実証実験を開始した。本実証実験を支援するUiPath株式会社が8月31日に発表した。実証実験の期間は約1ヵ月を予定しているという。セブン銀行は、モビルス株式会社のチャットシステム「mobiAgent」と、今年5月より販売を開始したUiPathの自社クラウドサービスでRPAプラットフォームを提供する「UiPath Automation Cloud」の管理機能であるクラウド版Orchestratorを連携し、実証実験を実施している。

今回構築した自動化の仕組みでは、ユーザーは氏名や連絡先などに関するやり取りをチャットボットで実施。その情報がUiPathによって、顧客対応や勘定系の業務システムと連携し、本人確認から住所変更手続きまで、すべてオペレーターを介さず自動でできる。

住所変更手続きが24時間365日可能に

セブン銀行では、人工知能(AI)を活用したチャットボットによる問い合わせ窓口を公式サイト上ですでに開設していた。しかし、住所変更手続きは、主に対応時間に制限のあるテレホンセンターのオペレーターとのやり取り、または本人確認としてIDとパスワードの入力が必要なダイレクトバンキングでのオンライン手続きが必要だった。

今回、チャットボットとRPAの連携により、本人確認や住所変更登録作業を自動化し、オペレーター対応時間外であっても24時間365日、手軽に住所変更手続きを完結可能になる。取り扱う情報はすべて暗号化されているため、セキュリティも確保しているという。

サムネイル画像はセブン銀行の公式サイトよりキャプチャ