電通で企業のイノベーション創出を支援する専門組織「電通ビジネスデザインスクエア」は、グリッドと共同で、企業のビジョンやミッション、バリューを多角的に診断するサービス「VISIONEERING Assessment(ビジョニアリング・アセスメント)」を開発し、提供を開始したと発表した。
同サービスでは、経営陣や従業員らへのヒアリング、電通やグリッドとのセッションなどを通じてアセスメントを進行。現状と課題をの両面から可視化する、約2か月のプログラムとなっている。
診断は、経営陣や従業員らへのヒアリング、電通やグリッドとのセッションなどを通じてアセスメントを進行。
コピーライター、ビジネスプランナーなど専門家による多角的な視点をもとに、結果を「VISIONEERING Canvas(ビジョニアリング・キャンバス)」、「VISIONEERING Funnel(ビジョニアリング・ファネル)」に出力する。
これらにより、ビジョンそのものの強度に加えて、四つの評価軸により企業活動の一貫性の診断やビジョンに対する従業員の意識・行動をファネルで定量化するという。
昨今、働き方が多様化するなか、企業の本質を改めて定義し、経営戦略から組織体制、マーケティングや広報活動、従業員一人一人の業務に至るまでの一貫した指針、価値基準となるビジョンを再設計したいというニーズが高まっている。
企業ビジョンの開発・設計サービス「VISIONEERING」を提供する電通ビジネスデザインスクエアと、企業へのCMO機能の提供やコンサルティングを担ってきたグリッドの両者の知見により、VISIONEERING Assessmentは、経営や事業、組織やマーケティング戦略などに対するビジョンの影響力の客観的・多角的な診断を実現したとのことだ。