三菱総合研究所(以下、MRI)は、シマントに出資し、資本提携したと発表した。
今回の資本提携により、シマントはSImountBOXのユーザーインタフェースの改善・強化などを行うという。
協業で事業化を検討するSImount BOXを活用した「データ駆動経営の試行サービス」では、SImount BOXを用いて短期間でデータベースを構築し、データ駆動経営の検証・試行を早期に、かつ継続的に実現することを企図している。
検証・試行の結果、そのまま実運用を行う場合には、IT投資を大幅に抑制することができるという。また、必要によりデータウェアハウスを構築する場合も、明確な効果に基づく投資を行うことが可能とのことだ。
また、シマントはSImountBOXのユーザーインタフェースの改善・強化などを行い、MRIは、従来からの強みである顧客伴走型のコンサルティングサービスをSImountBOXと組み合わせ、DXに取り組む組織・企業に向けたサービスを拡充する。
顧客は、デジタルデータを素早く正確に整備し、データ駆動経営に試行型で迅速に取り組むことができるようになるという。
従来、高単価なデータアナリストと高価なデータ分析基盤が必要であった顧客データベースの統合や、AIで活用するデータ準備などの業務も、PCもしくは簡易なサーバー等とエンドユーザー中心の運用で対応できるようになるとのことだ。