ソフトバンクの子会社で小売電気事業を行うSBパワーと、ソフトバンクは、再生可能エネルギーの普及や森林保全活動の支援を目的とした電力サービス「自然でんき」を、10月1日にリニューアルすると発表した。

今回のリニューアルにより、自然でんきで供給される電気は、SBパワーが持つ化石燃料由来の電力ではないことを証明する「非化石証書」を活用し、実質的に再生可能エネルギー比率100%かつCO2排出量ゼロになるという。

今回のリニューアルは、ソフトバンクがSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの強化として掲げた、自然エネルギー普及を通じた豊かな社会の実現を目指して行うもの。

自然でんきは、基本料金を0円として使った分だけ電力量料金がかかる、分かりやすくシンプルな料金体系を採用している。

さらに、1契約につきSBパワーが経済産業省、環境省、農林水産省が運営する「J-クレジット制度」の認証事業を行う団体に対して50円/月の活動支援金を拠出し、森林保全活動の支援を行う。

ユーザーは、自然でんきの利用を通して、自己負担なく持続可能な社会の実現に貢献できるとのことだ。

SBパワーとソフトバンクは、今回のリニューアルの他に、ソフトバンクの携帯電話基地局への実質的な再生可能エネルギーの供給など、SDGsの取り組みを強化することで社会や人々の課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。