日産自動車は、ソーシャルディスタンスを保ちながら試合を観戦する機会を「日産リーフ」オーナーに提供し、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のドライブインシアター観戦を開催すると発表した。

日産は6年間、UEFAチャンピオンズリーグのオフィシャルスポンサーを務めている。

今年は、新型コロナウイルスの影響により、現地観戦ができないことを受け、現在開催しているUEFAチャンピオンズリーグの8月23日の決勝戦にあたり、ドライブインシアターを開設。日産リーフのオーナー50名を招待するとしている。

オーナー50名とその同行者50名のみに伝えられた開催場所では、巨大スクリーンの前に、ソーシャルディスタンスを守りつつ臨場感を味わえるよう、それぞれのオーナーが運転してきた「日産リーフ」を配置し、観戦するとのことだ。

今回の参加者には、ポルトガルで5,000台目の「日産リーフ」を購入したオーナーや、UEFAチャンピオンズリーグで活躍したヌーノ・ゴメス氏(元ポルトガル代表)が含まれる。

感染防止対策を徹底した上で、参加者とゴメス氏との交流や、スタジアムに運ばれる前の大会トロフィーと記念撮影する機会も提供するとしている。

欧州日産マーケティングコミュニケーション・コネクテットカーサービス・カスタマーエクスペリエンス担当理事のギャレス・ダンスモア氏は、「これまで6年間、日産はUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦を電動化することに貢献してきました。今年は、例年に増して、イベントを盛り上げる使命を感じています。スタジアムの興奮を再現することはできませんが、『日産リーフ』オーナーの皆さまに少しでも試合の臨場感をお届けしたいと思っています」とコメント。

また、観戦会に加え、日産は大会トロフィーをEVレーシングカー「日産リーフ NISMO RC」に乗せ、エスタディオ・ダ・ルスまで、リスボン内をパレードするとのことだ。